【日本ダービー2016予想】11年前のオークスで戦った名牝の子2頭がダービーで因縁の対決!

a0002_001480_m

2005年オークス。1番人気のシーザリオが2番人気のエアメサイアを差し切って見事オークス馬に輝きました。

それから11年。それぞれの名牝の子、リオンディーズとエアスピネルが今クラシック路線の中心で対決しあっています。朝日杯フューチュリティステークスでは、リオンディーズが1着、エアスピネルが2着。弥生賞では、リオンディーズが2着、エアスピネルが3着。そしてクラシック第一弾、皐月賞では4着、リオンディーズが5着(実際には4位降着)でした。

今年のクラシック路線はこの2頭を皐月賞を勝ったディーマジェスティ、2着のマカヒキ、3着のサトノダイヤモンドが先着し、史上最強世代がより厚みを増しました。そんな史上最強の呼び声が高い今年のダービーですが、筆者はこのダービーでは名牝の子2頭の対決に注目しております。

名牝2頭の子が2005年のオークスの続きをダービーで…!

リオンディーズとエアスピネルの2頭に先着した3頭はいずれも切れ味が素晴らしい馬ですが、ダービーの距離で切れ味がそがれる可能性があること、そして3頭の皐月賞の位置取りのままであれば昔から言われている「ダービーポジション」(1コーナーまでに先頭から10番手以内)ではない位置からの競馬となる可能性が高いということがあります。

これまでにもダービーポジションよりも後ろから勝った馬もいますし、杞憂に終わる可能性ももちろんあります。しかし、史上最強と呼ばれるほどのメンバー同士の戦いとなればダービーポジションはより重要になってくるでしょう。そうなれば皐月賞でリオンディーズとエアスピネルを負かした馬の中ではサトノダイヤモンドがダービーポジション内にいる可能性が高く、勝負はこの3頭の可能性も高くなる訳です。

後は、これも昔から言われている「ダービーは運のいい馬が勝つ」という格言も予想に取り入れてみたいと思います。皐月賞で好成績を収めた馬はその分プレッシャーは増えますし、競馬の仕方自体を変えにくくなります。逆に皐月賞で負けた馬は、その分プレッシャーは減りますし競馬の仕方を変えることが出来ます。リオンディーズ、エアスピネルは後者でサトノダイヤモンドは3着だっただけに前者となるでしょう。レベルの高い馬同士の争いです。そういったちょっとした運が結果を左右することが十分考えられます。

エアスピネル、母の雪辱を果たせるか?

最後はこの3頭のお母さんについてですが、リオンディーズのお母さんはシーザリオ、エアスピネルのお母さんはエアメサイヤ、そしてサトノダイヤモンドのお母さんはアルゼンチンの名牝と呼ばれたマルペンサと言う馬です。日本の馬場で活躍した名牝の方が適した子を産み出す可能性は高いでしょうし、11年前にその2頭がダービーと同じ東京2400mで大接戦を演じているのですから、リオンディーズとエアスピネルの2頭はダービーの舞台は皐月賞以上に適性があるのではないでしょうか。

エアスピネルは5番枠、リオンディーズは12番枠となりました。ダービーでは内枠の方が好成績を収めておりますし、ロスなく回れてじっくり脚をためられそうな枠番です。奇しくもこの3枠5番は母のエアメサイアがオークスで2着に敗れた時と同じ馬番です。先日欧州のイスパーン賞をエイシンヒカリで優勝した武豊騎手も良い流れでダービーに挑むことができそうですし、母エアメサイアの手綱も握っていた同じ騎手でリベンジを果たしたいところでしょう。

今年のダービーではエアスピネルがリオンディーズを負かし、お母さんのリベンジを果たす。そんなシーンに期待して今年の日本ダービーはエアスピネルから買いたいと思っております。