【阿武隈S注目馬】得意舞台でケイアイチョウサンの復活がある!

7月10日(土)の福島競馬メイン11Rは、芝1800で行われるハンデ戦、阿武隈ステークス。コーナー4つの小回りとあって、力よりも『適性』がモノを言う一戦でもあります。そしてこの福島コースでは、絶大なる信頼を寄せていい馬が今年も出走を予定しています。

その馬の名前は、ケイアイチョウサン(牡6 美浦・和田雄二厩舎)。3歳時には、今回と同じ舞台で行われたラジオNIKKEI賞(GⅢ)を快勝。これまで福島コースでは計4回走り、[1-2-1-0]。その内訳は、先述したラジオNIKKEI賞1着、福島民報杯3着、天の川S2着、阿武隈S2着。福島民報杯だけが2000で、その他の3戦はすべて1800ですから、福島芝1800では[1-2-0-0]とパーフェクトな成績を残していることとなります。

阿武隈Sは2年連続での出走となりますが、昨年はジューンS13着からの巻き返し。57kgを背負っての2着でしたが、今年はジューンS3着からと臨戦過程は昨年以上で、ハンデも1キロ軽い56kgですから、すべての面において条件は好転と見ていいでしょう。

実績は元より、適性の面でも今回のメンバーでは、一枚抜けた存在。ラジオNIKKEI賞から勝ち星が遠ざかってはいますが、久々に迎えたベスト舞台。しっかりと結果を出してくれるはずです。鮮やかな復活劇に期待しましょう!