【有松特別】牝馬3冠レース完走の"あの馬"が1000万下出走!

ミッキークイーン世代。レッツゴードンキ世代。後世ではどちらで呼ばれるのかはもう少し両馬の戦跡を追わないと判断はつきずらい面がある昨年の3歳牝馬たち。

その中から、桜花賞・オークス・秋華賞皆勤。しかも走るごとに着順をあげた馬。秋華賞ではついに4着に食い込む活躍を見せた「あの」馬がまさかの1000万条件出走です。

中京競馬場で行われる芝1600mの1000万条件戦・有松特別。牧田厩舎にクラシック出走をかなえたアンドリエッテが出走を予定。1000万条件戦に本来なら出られるような馬ではなかったはずが、降級してみると本賞金がちょうど1000万。たいていの馬750万~900万の本賞金でこの条件に出走してくる中ぴったり1000万、反則ともいえる本賞金。しかも今回は別定戦。牝馬のため55キロで出走できます。

そしてさらに推したいのが鞍上。今回はミルコ・デムーロ騎手を確保。準オープン・うずしおSを制したコンビが復活です。これはもう消せる要素がありません。

今年のエリザベス女王杯はヌーヴォレコルト不在。そして宝塚記念を勝ったことで、ブリーダーズカップ出走権を獲得し、秋に牝馬路線になるかもわからなくなったマリアライトももしかしたら不在かもしれません。

となると、今年のエリザベス女王杯は混戦。出走をかなえるためにはこのクラスでモタついていてはいけません。過去4年、1番人気馬2勝のデータの後押しもあります。ぜひ通過点にしてもらいたいものです。