3強の中の1頭が確実に飛ぶ?芦ノ湖特別考察。

登録時点で10頭しかいない。1000万下のハンデ戦だけに、多数の登録があってしかるべきかと思っていたが、3強が出るならやめておこうか。そんな陣営の嘆きが聞こえてきそうなレース。それが東京競馬場で行われる芦ノ湖特別です。芝2400mで行われ、ダービー、ジャパンカップと同じ舞台です。

では3強をご紹介しましょう。まずジュンスパーヒカル。前走は準オープンのサンシャインSで2番人気の支持を受けながら、大逃げ失速。その後休養に入り今回が復帰初戦です。今回は福永騎手での参戦を予定。

続いてマイネルサージュ。こちらは前走、まったく同じ舞台の東京芝2400mの1000万条件・陣馬特別を勝ってまたも同条件での出走。マイネル主戦の柴田大騎手がそのまま手綱を取る予定です。

最後にアルター。こちらは前走、準オープンで1番人気に支持されながら敗退。東京芝2400mという舞台も今回と同じです。ジュンスパーヒカルと同様に降級初戦となります。芝2400mにこだわって使っているのが特徴的なローテを組んでいます。前回はボウマン騎手でしたが、今回はこの馬での勝ち鞍もあるルメール騎手に手綱が戻る予定です。

現級勝ち馬と準オープンで人気を背負った実績馬がそろった今回。想定段階ですが印もこの3頭に集中しています。果たしてこの3頭をボックスで買えばいいのか?そんなに甘くないのがハンデ戦です。

過去3年と浅いですが、同じレース名で開催されたデータから危険な人気馬をあぶりだしましょう。まず一番危険なのが3番人気馬。過去3着以内すらない連対率0%。続いて危ないのが2番人気馬。こちらも勝利はなく2着1回。連対率33%。となると買いたいのが1番人気馬。

2勝、着外1回で連対率67%と安定感はあります。今回、3強オッズになると予想されるため、この中の1頭は馬券に絡まず脱落の可能性があります。

1番人気馬から人気薄に流す。これが勝利への近道といえるでしょう。当日まで大混戦のオッズになりそうなだけに、前日買いは避けて当日慎重に見極めて購入したいものです。