【稲荷特別2017予想】2代目ケンシロウはGⅠを取れるのか?

愛着のある馬名を再度つける。ヒシマサルについて以前取り上げました。今回はサトノケンシロウについて取り上げます。私はパチンコはやりませんが、マンガの北斗の拳世代からするとやはり気になる1頭ではあります。

藤沢厩舎所属で、陣営はもちろん主戦の北村宏騎手もかなりの期待を寄せていた大器。父シングスピールという点からもやはり芝2000m以上がよかった馬ですが、残念ながらクラシック出走は果たせませんでした。2代目はディープインパクト産駒というだけではなくG1馬ラキシスの全妹ということで、それ以上に期待値も高い馬。出世が遅れてしまい、4歳馬ながらまだ6戦しかしていませんが、今週の京都9Rの稲荷特別でようやく1000万条件に初挑戦になります。

池江厩舎、サトノ、とくれば、やはりサトノダイヤモンドが浮かびます。主戦と思われるルメール騎手かと思いきや、今回はデビュー戦で騎乗している武豊騎手を想定しています。東では昨年のリーディングジョッキー・戸崎騎手が出遅れ、西ではデムーロ騎手が出遅れていることもあり、今年は波乱の予感もするリーディングジョッキー争いですが、今年の西の暫定リーディングとなっている武豊騎手だけに、信頼の手綱といったところ。

初挑戦だが血統的には歓迎の距離

芝2000mは意外なことに今回初めてとなりますが、姉の距離適性を考えるとむしろ歓迎したい距離かと思われます。過去4年でこのレース、なんと1番人気の連対率100%という堅い、というより鉄板といえるレース。4歳馬の連対率も36%と安定しており、この馬をはずして馬券を購入する、というのはそれこそ危険。上も下も兄弟全てが存在感を放つバリバリの良血統。年内にはオープンクラスでバリバリ活躍する確率が高い馬ですので、ぜひ覚えておいてください。