ダイワスカーレットの第4仔ダイワウィズミーが3週間調教なし?

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ダイワスカーレットの第4仔ダイワウィズミー(牝3・父キングカメハメハ)が6月21日を最後に調教に動きが見えなくなっています。超良血馬だけに調教もろもろ大事に慎重にことを進めてきたもようですが、デビュー前にして3週間強音沙汰なし。栗東入り自体はしており放牧に出ているわけではないため何らかのアクシデントが発生していると見て間違いはなさそうです。

ダイワスカーレット産駒

現在5頭がダイワスカーレットから生まれていますが、5頭共に牝馬。巨大なファミリーラインを形成しそうなダイワスカーレットですが、産駒の成績には恵まれず重賞勝利はまだなし。初年度産駒のダイワレーヌは未勝利のまま繁殖入りし1頭子供を既に産んでいます。

残り2頭の姉のうち全姉になるダイワレジェンドは条件戦のみではありますが、10戦3勝とまずまずの成績ということもあり、現状キングカメハメハとの相性は悪くないものと見られ、ダイワスカーレットにも期待が掛けられてはいるのですが、自身の走り同様に”ダイワスカーレットの孫を産むことの出来る馬”としての期待も少なからずされているために、最悪のケースが起きる前に繁殖入りという可能性も無きにしも非ず。

血統価値

ダイワウィズミーはダイワスカーレットの仔というだけで血統的価値は高いのですが、血統の行き止まりが危惧されたサンデーサイレンスも遂には曽祖父の世代となり、日本においてSSと双璧をなすミスプロ系も同程度に入っている、夢の様な血統であります。

憶測にはなりますが、もしも故障などがあるならばレースよりも繁殖を優先されたとしても不思議はない良血であるということは確かですが、何事もないことを祈ります。