【日本ダービー2017予想】馬場・展開はダンビュライト向き!好条件揃ったココが狙い!

皐月賞を勝ったアルアイン、2着のペルシアンナイト、そして冠名「サトノ」で一番ダービーに近い馬と呼ばれたサトノアーサーの3本の矢でダービーを狙う池江厩舎。

青葉賞勝利馬初ダービー馬を狙うアドミラブル、皐月賞3着のダンビュライト、きさらぎ賞でサトノアーサーをくだしたアメリカズカップの3本の矢でダービーを狙う音無厩舎。

さらに、厩舎初のダービー馬を狙う藤沢厩舎の皐月賞5着馬レイデオロ、中竹厩舎の皐月賞9着馬カデナ、その他にも皐月賞13番人気で4着に好走したクリンチャー、左回りの共同通信杯を制した皐月賞6着のスワーヴリチャード、などなど・・・今年は牝馬が強い!と言われていた3歳世代ですが、ダービーメンバーを見てみるとなんのなんの、牡馬もかなりの強力メンバーじゃないか!とあらためて思うほどいいメンバーが揃いました。

そんな好メンバーが揃った中、今回私が注目しているのは皐月賞3着のダンビュライトです。

馬場&展開はダンビュライト向き!好条件揃ったココが狙い!

今回は馬場と展開がこの馬に向きそうな点から選ばせていただきました。今週は木、金と雨が降ったことに加え、今週からCコースとなり内枠が有利になりそうなこと(ただ、先週より内より馬場中央を通った馬も多かったことから、まんべんなく荒れていそう)を考えると、内が有利ながらも少し荒れ気味ということで、少し力の要る馬場となりそうです。

また、ペースについては、コースレコードになった皐月賞から直行の馬が多いことからスピードのある馬が揃っていることに加え、NHKマイル組も3頭出走してきていること、逃げ先行で結果を残しながら出遅れ気味で皐月賞を大敗したアメリカズカップとマイスタイルの2頭が内枠に入ったことなどを考えると、ダービーはスローになる可能性よりもむしろ少しスタミナの要る早めのペースでレースが進むと予想されます。

そこで浮上してきたのがダンビュライトです。まずは最内の1枠1番に入ったこと、そして新馬戦で重馬場を快勝していること、父馬が重厚なスタミナ自慢のルーラーシップであること、重馬場のきさらぎ賞、スローの弥生賞、速い時計となった皐月賞、この違った条件で行われた3戦で3連続3着となった安定感などから、この馬が一番好走する可能性が高いと判断しました。

少し力の要る馬場で、スタミナの要る馬場、そこに最内枠でどんな条件でも走れる安定感のあるダンビュライトはしっかり伸びてきてくれるはずです。前も抜けて強い馬もいないのでプレッシャーも少なく競馬をすすめることが出来そうですし、鞍上の武豊騎手にとっても比較的レースがしやすい状況になったと言えるでしょう。

まだ重賞馬を輩出できていないルーラーシップ産駒ですが、産駒で1番の期待の星ダンビュライトが、記念すべき1勝目をG1のダービー制覇という十分すぎる1勝で飾ってくれるに違いありません。