1月絶不調のデムーロ、今やリーディングを独走!

今年は幸先の悪いスタートを切ったM.デムーロ騎手。1月は思った様な結果を残す事が出来なかったが、2月から怒涛の巻き返しが始まり、3月12日終了時点で35勝。2位の田辺騎手に7勝も差をつけている。

1月は重賞勝利数が0だったが、2月に入ってからは僅か6週で重賞を6つも制覇し、やっと本来のミルコらしさが出てきた。中でも複勝率は51.3とただ一人5割超え。単純計算で2レースに1レースは3着以内に入っている事になる。

ミルコはエージェントを変えてから少しの間低迷し、1月も成績が伸びずにいたがスランプは脱することができたようだ。先週のG2フィリーズレビューでは2番人気のカラクレナイに騎乗し、1番人気のレーヌミノルを差しきり重賞制覇を成し遂げた。

まさに、絶好調モードに突入しているミルコ騎手。スタートダッシュこそ失敗したものの、見事なまでの巻き返しを見せた。昨年は桜花賞を優勝、一昨年は皐月賞とダービーを優勝するなど、毎年クラシックを盛り上げてくれるジョッキーなだけに、これから始まるクラシックも益々活躍が期待できそうだ。好不調の波が激しい騎手ではあるが、一旦ゾーンに入ったら誰にも止められない。いつまで続くかは分からないが、好調の間はしばらく彼から買ってみてもよいかもしれない。