2016年ダイヤモンドステークス(G3)出走馬情報

今年のダイヤモンドステークス(G3)は、フェイムゲームの3連覇なるかに注目が集まっている。その他、菊花賞(G1)4着の実績があるタンタアレグリアや、長距離で結果を残しているカムフィーなども人気を集めそうだ。それでは、今年の出走馬を簡単に紹介していこう。

スピリッツミノル

昨年の菊花賞(G1)は15着。春に、すみれステークス(OP)勝ちがあるが、以降は苦しい競馬が続いている。

ホッコーヴレーブ

昨年のメルボルンカップ(G1)以来の競馬。休養明けの成績は【2-2-2-2】。天皇賞・春(G1)に過去2回出走しており、14年12人気3着、15年11人気6着という結果である。休み明け成績自体は良くなくとも、G3であれば能力は上位であり、軽視は禁物。

ファタモルガーナ

昨年のステイヤーズステークス(G2)で約半年ぶりの復帰。叩き2戦目の成績は【1-1-1-1】。昨年のダイヤモンドステークス(G3)では、2着に好走しており今年も注目。

マイネルメダリスト

14年・目黒記念(G2)の覇者。近走は不振気味だが、2走前のステイヤーズステークス(G2)では13人気4着と激走している。展開、ペースがハマれば。

マドリードカフェ

今年の3000メートル・万葉ステークス(OP)の勝ち馬。1000万クラスからの格上挑戦での見事な勝利だった。長距離適性は確かなものがある。

ゴッドフロアー

札幌の2600メートル戦を2勝している。前走は、ステイヤーズステークス(G2)、1.8差の9着。

タンタアレグリア

昨年の菊花賞(G1)以来の競馬となる。休み明けは【1-0-0-1】。常に高いレベルで自分の力を出しきっており、ダービー(G1)7着、菊花賞4着という成績を残している。今回も注目。

エバーグリーン

2200メートル以上のレースに出走するのが初めて。現状は、準OPで入着の経験はあるが、クラスが上がる今回はさすがに厳しいか。

サイモントルナーレ

2013年に、2600メートルの丹頂ステークス(OP)勝ちあり。その後は、22戦連続の掲示板外が続いている。

トゥインクル

近走の安定した成績は魅力的。昨年のステイヤーズステークス(G2)3着であり、函館・札幌の2600メートル戦を連勝している。長距離は得意。

モンドインテロ

7戦4勝の素質馬。近2走は、2400メートル戦を連勝しており、今回も注目の馬だ。ここを通過点にして、さらに上のクラスでも活躍できる潜在能力の高さを感じる。

ニューダイナスティ

昨年は、万葉ステークス(OP)3着、ダイヤモンドステークス(G3)6着の結果を残している。近走は不振だが、この距離ならある程度の注意は必要か。

ネオブラックダイヤ

前走は、万葉ステークス(OP)0,2差の3着。昨年は、天皇賞・春(G1)16人気5着という結果を残している。ダイヤモンドステークス(G3)でも、9人気5着という結果があるだけに、人気の割に激走するイメージがある。少し注意しておくといいかも。

ペルーサ

昨年の札幌日経OP(OP)で久々の勝利の美酒を味わった。ファンの人気は高い馬。昨年の天皇賞・秋(G1)で、0.5差の7着にまで追い上げた脚はさすがで、距離さえこなせば怖い存在である。

カムフィー

昨年のステイヤーズステークス(G2)2着馬。ダイヤモンドステークス(G3)でも3着に入線経験があり、3000メートル超えのレースでは注目してみたい馬である。

フェイムゲーム

ダイヤモンドステークス(G3)3連覇の偉業がかかっている。昨年のメルボルンカップ(G1)以来の競馬であり、課題はそこだけ。休み明け【0-0-0-3】の成績をどう見るか。コース適性と能力の高さは、このメンバーなら随一。

以上を踏まえて、今年のダイヤモンドステークスでは以下の6頭をピックアップしたい。

  • ホッコーブレーヴ
  • ファタモルガーナ
  • タンタアレグリア
  • トゥインクル
  • モンドインテロ
  • フェイムゲーム