大物配合に期待!重賞勝ち馬2頭が繁殖牝馬入り決定!

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福永騎手の長期離脱のきっかけになってしまったスワンS。騎乗していたローブティサージュは2歳時に秋山騎手とのコンビで阪神ジュベナイルフィリーズも制しているG1馬ですが3歳以降の勝利はキーンランドカップのみとちょっと物足りない戦績でしたが、無事繁殖入りを決めました。

続いて長距離で一発が多かった牝馬フーラブライドは酒井騎手とのコンビで愛知杯、中山牝馬Sと勝利。牡馬相手の日経新春杯でも3着など、中距離砲として活躍してくれました。今年のエリザベス女王杯でも7番人気ながら6着と、まずまずの戦績を残しての繁殖入り。どちらの牝馬も期待大です。

まずそれぞれの血統を確認しておきましょう。ローブティサージュは父ウォーエンブレム、母プチノワール、母の父シングスピール。なぜこの血統で1000m~1600mに適性があったのかは謎ですが、サンデー系がまったく入っていない血統なので、今日本で活躍している種牡馬をどれでもつけられるのが魅力です。ロードカナロアあたりをつけてもらいたい、と個人的には思っています。

続いてフーラブライド。父ゴールドアリュール、母ヒカルカリーナ、母の父メジロマックイーン。父ゴールドアリュールはサンデーサイレンス系ということもあり、近親配合になるかもしれませんが、もしオルフェーブルやドリームジャーニー、ゴールドシップをつけたとすると、サンデーサイレンスとメジロマックイーンのクロスが発生する、そんな血統です。どちらの繁殖牝馬も距離適性も血統背景も違うだけに、どんな種牡馬を初年度から配合してくるのか、注目したいところです。