【注目新馬】バリバリのダート血統からあえての芝デビューは勝算ありか?

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美浦の菊沢隆徳調教師の奥様は横山典弘騎手の実の妹ということで、血の繋がりこそありませんがその繋がりは強固なものがあります。このコンビから送り出される今年の2歳馬リーベグランツが土曜東京5Rの芝1600mに出走いたします。

父は新種牡馬ノヴェリスト、母はオネストリーダーリン、母の父はキングマンボで、半姉ディアマイダーリンは交流重賞のクイーン賞の勝ち馬、そして従兄弟にはゴールドアリュールのいるコテコテのダート血統に見えます。ですが、まだ2歳馬ということでダートに決め打ちはせず、父ノヴェリストに代わったことでの芝適性も見込んだか実際のところは陣営のみぞ知るところですが、姉ディアマイダーリンも育てた菊沢師曰く、姉に比べて素直で真面目で良いイメージが有るとのこと。

芝で苦戦するようになっても、血統背景からはダートで本領発揮ともなりそうなので、将来性という意味では非常に楽しみな馬。馬体重も470キロ前後ということで、しっかりしています。父ノヴェリスト産駒は現段階で4頭デビューし1頭が勝ち上がっている好調な滑り出しを見せています。土曜の新馬戦ということで本来であれば注目度もそれほどといったところかもしれませんが、ここでは今年の新種牡馬でおそらく注目度No.1でしょうオルフェーヴルの産駒第一号モカチョウサンがデビューします。ぜひ注目をしていただきた一戦ですね。