馬券を買う際スイッチが入ってしまう人

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馬券を買うさい殆どの人は予算通りに買う人と思いますが、恐ろしいのは競馬場にATMがあるということ。現金が切れたらATMに走る、これは最悪ですね。馬券代以外のためにお金を下すのは問題ありません。決めていた予算よりも手持ちが少なかったということはありうることです。ですが、競馬場でお金を下す人の殆どは、想定外の馬券代に消えていきます。予算を超えてスイッチが入ってしまう人がいます。馬券が当たらないので現金が底をつき、危険なスイッチが入ってしまうのです。

時代の流れで競馬場も便利になりました。普段ならATMは非常に使い勝手の良いものです。財布の中に現金がそんなに入っていない状態で競馬場に着いた時はATMで現金の補充が出来ます。これはセーフです。最初に予算まで補充するだけですから問題はありません。これが予算を使い切ってからになるとタチが悪いです。想定より所持金が少なかったのか、出費が多かったのかは本人しかあずかり知らないこと。誰も止めてくれはしません。

20年前の競馬場は本当に鉄火場と言う感じで、女性の姿は殆どみえない状況でした。現在は競馬場は物凄くきれいになり馬女(ウマジョ)と言う言葉も生まれ、女性同士で競馬場に来るようになりましたが、今もなお昔の名残も残っています。強烈なヤジなどがその一部ですが、競馬親父は競馬場にいなくてはいけないキャラクターでもあるのです。誰もが黙々と馬券に打ち込むだけというのはそれはそれで寂しいもの。周囲の気分を害さない程度のヤジなら競馬場にいるということのスパイスとして非常に面白いです。

変化によりもたらされるのは良いものばかりとは限りません。悪習は去るべきですが、古き良き風情というのは残っていてもらいたいものですね。ATMは競馬場を一段と便利なものにしました。それでも、競馬場でお金を下すということがどういうことであるか、きちんと理解しておいたほうがよいでしょう。