返ってきた福永!リアルスティールとは中山記念でコンビ復活

一流の二代目がターフに返ってくる。昨年10月31日のスワンSで落馬し、右肩鎖関節脱臼・右鎖骨剥離骨折などのため休養中だった福永祐一騎手が、2月13日からレースに復帰することがわかった。

昨年の福永の有力馬は皐月賞2着馬のリアルスティール。全7戦中6戦を連対と抜群の安定感を誇る馬で、デビューから一貫して手綱を握っている福永の一番の有力馬と言っても過言ではない。しかし実績としてはG3の共同通信杯優勝が最高で、2着が4回、4着1回とビッグレースでは相も変わらず勝ちきれなさが目立つ。2016年は悲願の日本ダービー制覇にドバイ制覇と高い目標がズラリと並ぶが、彼とリアルスティールのさらなる飛躍に期待するファンの声にこたえるためにも常に上を目指す気持ちで今年も頑張っていただきたい。

なお、同騎手は2月6日から調教騎乗を再開し、問題がなければ13日の中京競馬から実戦に復帰する予定となっている。リアルスティールは2月28日の中山記念に向かう予定となっており、無事に進めばこのレースでコンビ復活となる。