うれしい悲鳴!問い合わせ殺到のあの種牡馬とは?

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問い合わせ殺到になってしまう生産牧場といえばやはりディープインパクトやキングカメハメハを擁するノーザンファームあたりが筆頭、と思いきや意外なところで人気が出ている種牡馬がいますので今日はそのご紹介です。

デビューから初勝利を挙げるまで6戦もかかったにもかかわらず、見事NHKマイルカップ、日本ダービーの変則2冠を達成したディープスカイです。血統を確認しますと、父アグネスタキオン、母アビ、母の父チーフズクラウン。栗東・昆厩舎の所属馬で、主戦騎手は四位洋文騎手でした。

現在はイーストスタッドで種牡馬生活を送っているんですが、やはり生産者に対する強烈なインパクトとなったのが昨年の全日本2歳優駿勝ち馬のサウンドスカイの存在です。

ディープスカ自身は一度もダートは走ったことがありませんし、未勝利脱出に6戦かかったようにある程度オクテの血統だったともいえます。初年度産駒はめぼしい産駒がいませんでしたが、2世代目にすみれS勝ち馬スピリッツミノルを出し、またダート路線ではタマノブリュネットを出すなど、昨年の活躍の下地はできていたともいえます。

意外や意外、仕上がりが早くかつダートでも走れる産駒が出たことで、新たな境地を見出したディープスカイの事務局・ジャパンレースホースエージェンシーには問い合わせが殺到しているとのこと。

芝中距離馬もダート馬も出せるとなればそれは人気になることはわかりきったこと。POGではほぼノーマーク扱いされていた種牡馬でしたが、今年の種付けされる牝馬はおそらく例年より質が高いはず。覚えておきたいですねぜひ。