御在所特別混戦ムードに枠の壁。

中京の芝1600M戦で行われる一戦「御在所特別」。中京芝1600Mは外枠不利。どの陣営も外枠にだけは入りたくない。認められるのは6枠までか?8枠に入ると対戦前から泣きが入る陣営も多い。しかし、実力で枠番の不利を克服する馬も当然いる。とはいえ今年の御在所特別は横一線。枠によって有利・不利は今回に関しては出てくるだろう。出来れば5枠よりうちを引きたいところ。脚質も影響してくるので、外枠に追い込み馬が入ればそんなに不利にはならないが、逃げ馬が入るとかなりハナを奪うまで脚を使うので、脚質によっても有利不利が出てきてしまう。

本来競馬は枠の有利・不利にならないようにしているものの、傾向としては出てきてしまう。特に、東京の芝2000M、阪神の芝1600M、中山の芝1600M、そして中京の芝1600Mは外枠不利と言われている。今年の御在所特別は中京の芝1600M。

ただでさえメンバーレベルが拮抗しているのに、それに枠の有利・不利が加わってくるとなると、馬券を買う人は、予想のし甲斐がある。こういうレースを上手く仕留めると一気にバロメーターがあがる。本当に拮抗したメンバー構成。能力が明らかに抜けている馬がいないだけにここは非常に面白い一戦となってくる。

枠なんて関係ない競馬をする馬が勝つのか?それとも泣かされるのか?このレースの最大の見どころは先ずはスタート後のポジション争い。ここが非常にレースの明暗を分けるといっても過言ではないだろう。