掘り出しものがザクザク!名馬はフロリダから生まれる?

記事「掘り出しものがザクザク!名馬はフロリダから生まれる?」のサムネイル画像

セレクトセールも終わってみたらすべての馬が高値の花になった。いい馬は高い。当たり前といえば当たり前かもしれませんが、モーリスやテイエムオペラオーは格安で取引された馬。掘り出し物というのはどこかしらに眠っているもの。ノーザンファーム・社台ファーム生産馬多数のセレクトセールは掘り出し物を探すにしても基本的に高い。

となると、どうすればいいのか?そもそも日本にこだわる必要はないんですね。迷わずフロリダに目を向けてみましょう。

なぜフロリダを推奨するかというと、日本での戦績が抜群にいいんですね。過去のG1馬でいえばクロフネ、エイシンフォワードもフロリダでお買い上げになった馬。「いくらなんでも古いだろ?」といわれそうなので、直近2世代の活躍馬を見ていきましょう。

まず4歳世代から見ると、NHKマイルカップで2着に入ったアルビアーノ。ドバイにも遠征し、常に人気を背負うダート重賞常連のゴールデンバローズ。そして目立ちませんが現在2勝をあげているノーザンバローズがいます。いずれも2勝以上と馬主孝行な馬たちです。

続いて3歳世代。こちらでもバローズ軍団からストロングバローズが活躍しています。ジャパンダートダービーに出走を予定している1頭。前走はルメール騎手で1番人気に推されるも川田騎手の豪腕に屈し、惜しくも2着に敗れました。

3歳世代はストロングバローズ含め7頭がフロリダの「ファシグティプトン・フロリダ2歳セール」で購買され日本で走っていますが、そのうちなんと5頭が勝ち上がり。1つ勝つのも大変なのに、7頭中5頭というこの勝率はすごいですね。

上場される頭数もここ2年は85頭、132頭と少数精鋭のセールです。クロフネ級はそうそう出てこないかもしれませんが、コスパに優れたセールです。海外のセールが不安な馬主様も、ファシグティプトン東京事務所があります。購入を検討の方も、馬券を検討の方も、ぜひフロリダに目を向けて見てはいかがでしょうか?