【東京新聞杯2016予想】不調の岩田、復活するならココ

今週の東京メーンは「第66回東京新聞杯」。春には東京でマイルのG1が3つもあり、大舞台へ向けて駒を進めるマイル路線の馬が集まりやすいレースとしても有名である。東京新聞杯の好走馬が後のマイルG1で活躍するというということは十分考えられるし、今後のマイルのG1戦を占う上で欠かせないレースと言えるだろう。

となるとやはり前走で下位に入っている馬は狙いにくい。G1で活躍できる素質のある馬を今のうちから見つけておきたいところではあるが、この寒い時期のG3は順当な結末になりにくいのまた事実。まぎれの少ない東京コースではあるが、過去10年で1,2番人気が揃って4度も飛んでいる。今年はG1馬のダノンプラチナが1番人気の最有力候補だが、香港の遠征が思ったよりこたえているなら自慢の豪脚は不発に終わる可能性も高い。こういう危険な1番人気が出走するレースは人気薄が台頭する余地もありと見て予想したい。

叩き2戦目のエキストラエンド、岩田復活の予感?

穴で狙いたくなるのは内枠3番を引いたエキストラエンド。鞍上はイン攻めにこだわりを見せる岩田騎手というのもポイント。しかし岩田騎手もここ最近は勝ち星から遠のいておりスランプ気味だ。今年は重賞5戦をすでに乗っているがすべて掲示板(5着以内)を外しており惨敗が続いている。しかし今回の馬は叩き2戦目で前走は上がり最速、さらに2年前の東京新聞杯では2着の実績もある実績馬。連敗の流れを変えてくれる力は持っている。鞍上の不調で低評価となるなら今回は美味しいオッズで買えるチャンスだ。アタマで狙うには少々勇気がいるかもしれないが、連対する可能性は高い馬で馬券に組み込んでおきたい一頭だ。