【ジュライS2016予想】ピンポンは危険な人気馬か?

中京競馬場ダート1800Mで行われるジュライステークス。オープン競争で行われる。最近のダートの中距離オープンの一戦はフルゲート割れが続いている。これから本格的な夏がやってきて、梅雨明けと同時に猛暑の日々が訪れる。好きな人にはたまらないが、基本的には結構厄介な季節。

これは馬にも同じ事が言える。暑さは疲労が倍増する。そんな中、夏場にしか結果を出さない夏馬がいる。特に夏は牝馬の格言がある通り特に牝馬が強い傾向にある。夏馬の話はこの辺にしておき、本題のジュライステークスに話を戻そう。

現有勢力と新興勢力の戦いだが、現有勢力はいま一つパッとした馬がいない。現有勢力で人気になるのはピンポン。半年の休み明けの欅Sを叩かれて、2戦目アハルテケステークスで教科書通り叩かれ2着に食い込んだ。そして叩き3戦目が今回のジュライステークスである。

一般的に考えれば叩き3戦目、一番走っていい頃。ピンポンの能力からすれば、ここをあっさり勝ってもおかしくない。しかし、ピンポンは気分屋さんなのである。つまり、競馬の鉄則が当てはまらない馬と言うこと。ここでピンポンを買うか買わないかは非常に迷うところ。単勝1番人気2.2倍なら嫌いたい。5番人気8.2倍なら買いたいタイプの馬。

今回は新興勢力のモルトベーネも上位人気確実で、ここを目標に前走後順調に乗り込まれており、ここでもモルトベーネの力を100%発揮してくれそうだ。