【ユングフラウ賞2017予想】逆転もある?!地元で見直したいスターインパルス

中央競馬よりも一足早く春の足音。2月22日(水)浦和競馬場では、クラシック第1弾の桜花賞トライアル「ユングフラウ賞(SⅡ)」が行われます。昨年の勝ち馬モダンウーマンは、このレースを勝って本番の桜花賞も制覇。距離は違えどコースは同じですから、関連性が高いのは当然。注目の一戦ですね。

前日オッズでの1番人気は、東京2歳優駿牝馬を制したピンクドッグウッドが1倍台と断然の支持。初コース、初距離などあらゆる厳しい条件を克服しての前走3馬身完勝は、そのまま力の違いと受け取れる内容。父サウスヴィグラス、門別在籍時には1000の重賞も制しているスピード馬ですから、今回の距離短縮がマイナスとなることもあり得ません。鞍上に吉原騎手を配して万全の態勢。あとは「どう勝つか?」これが最大の焦点でしょう。

問題は相手探しですが、アップトゥユーのトーンが少し下がってきただけに、どの馬にもチャンスがありそうな雰囲気。そこで指名したいのが、スターインパルス(浦和・小久保厩舎)です。データ的にも南関生え抜きにとっては厳しい一戦(過去10年の勝ち馬の内、南関デビュー馬の勝利は1頭だけ)ですが、浦和コースで3勝の実績は他馬にはない強み。前走のニューイヤーCは4着でしたが、上位3頭はすべて牡馬。牝馬同士なら能力上位の見立ては崩れていません。

そして今回は【2-0-0-0】と負け知らずの1400へと舞台が移りますし、内のグラスサファイヤが差し馬ですので、すんなりと先手が取れそうな点も好材料。今開催の浦和は(ペース次第ではありますが)、比較的インが伸びる・残る馬場でもあります。

好走条件が揃った印象のスターインパルス。大本命馬ピンクドッグウッドがトリッキーな浦和コースに戸惑うようなら、逆転まであっても驚けません。