【宝塚記念2017予想】今回も“絶好枠”を引いたキタサンブラック✕武豊!

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今週末はいよいよ2017年春の総決算、第58回宝塚記念が開催されます。22日(木)に枠順が発表されましたが、1番人気が予想されるキタサンブラックは8枠10番に入り、久しぶりの外枠スタートとなりました。

インターネットの某掲示板では「ついに外枠!」「ここへきて外枠!」と久しぶりの外枠にファンもざわめいているようです。キタサンブラックと言えば最内の1枠1番というイメージが昨年から定着していると思いますが、ここへ来て外枠に入ってきましたが、宝塚記念における枠の有利不利はどうなのでしょうか?

宝塚記念では外枠が有利!今回も何だかんで“絶好枠”のキタサンブラック!

宝塚記念においては最内の1枠1番はそこまで有利な枠とは言えず、過去10年の傾向を見ると1枠が[1-0-4-11]に対し、8枠が[5-1-1-16]という結果になっており、圧倒的に外枠が有利の傾向となっております。

この時期の阪神は内が荒れた状態で開催されることが多く、4コーナーのポケットからスタートするため、外枠を引いた方が負担は少なくなります。今週は水曜日に全国的にも大雨が降り、レース当日の日曜も雨予報。当日馬場が渋ればさらに内は避けたくなるので、そういった意味でも外枠に入れたことは運が良かったと言えるでしょう。

阪神芝2200mはコーナーまでの距離も長いので外枠からでも楽に先行できるコースです。去年は内枠から逃げて絡まれましたが、今年は絡んできそうな馬も少なそうですし、メンバーのレベルも落ちており、楽に先行ができそうです。さらに今年は少頭数で枠番も後入れの偶数番、逃げそうな馬も内枠に位置しており、条件はさらに良くなった印象があります。これ以上にないくらい絶好枠に入れたと言って良いのではないでしょうか?

真ん中の4,5枠あたりに入ったり、先行馬に囲まれたりすれば厳しかったかもしれませんが、全くそんなことはなくむしろキタサンブラックが一番競馬がしやすい態勢が整っております。こうも毎回キタサンブラックにとって良い態勢が整うと確かに「仕組まれているのかな・・・」と疑いたくもなりますが、いずれにせよ良い枠に入れたのは事実ですから、よりキタサンブラックから買いやすくなったと言えるでしょう。

馬券的には買い目を絞っていくしかなさそうな今年の宝塚記念。素直にキタサンブラックをアタマで予想していくのが無難かもしれませんね。