【京都記念2016予想】福永とコンビ復活のタッチングスピーチが4歳馬対決を制す!

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今年の京都記念は過去10年で一番出走頭数が多くなりました。荒れそうな雰囲気もあるのですが、前走の日経新春杯で目の覚めるような追い込みを決めたレーヴミストラルを筆頭に、昨年のダービー3着馬のサトノクラウン、GⅢを連勝中のヤマカツエースと4歳馬が中心となり人気を集めそうです。

しかし古馬陣も、有馬記念で差のない6着のトーセンレーヴ、7着のアドマイヤゼウス、そして
9着のワンアンドオンリーと一時期調子落ちの実績馬が上り調子で臨んできているだけに、なかなかのハイレベルな一戦です。

そんな今回の京都記念で狙いたいのが、タッチングスピーチです。この馬も注目の4歳馬で、牝馬路線ではトップクラスの馬なのですが、昨年は牝馬限定GⅠで6着、3着とあと一歩と言った成績でした。数年前のハープスタークラスなら牡馬古馬陣と戦っても十分だと評価されていましたが、タッチングスピーチに関しては、まだ力的に不安視されている感じです。

でも『安心してください!』じゃないですが、十分通用するのではないかと思っています。常識的にはブエナビスタやジェンティルドンナ、ハープスタークラスの牝馬じゃないと古馬牡馬路線では通用しないと思われがちですが、タッチングスピーチの場合は結果が伴っていないものの、GⅠでのレースっぷりは常に強い競馬をしています。ペースや枠で勝利と言った結果が出ていないだけで、決して力やレベルが劣るとは思いません。むしろそのクラスの牝馬になる素質は十分あると思うのです。

さらに、今回斤量が53kgということで人気の4歳勢が56kgなのと比べると2kgではなく3kg差があります。1kgではありますが、この1kgをきっかけにタッチングスピーチの末脚がより発揮され、結果を出すことも十分に考えられるのです。

そして今週から落馬骨折から復帰する福永祐一騎手が乗るという事で、応援の意味も合わせてタッチングスピーチの走りに期待したいと思います。