重量馬が強いのが桜花賞、軽量馬が強いのがオークス

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私がこの表題の格言?迷信?オカルト?を知った最初の年、1999年に桜花賞を制したのが出走馬中最重量馬484キロのプリモディーネで、オークスを制したのが出走馬中3番目の軽量馬428キロのウメノファイバーだった。

続く2000年も桜花賞は出走馬中最重量馬490キロのチアズグレイスが制し、オークスでは桜花賞3着だった出走馬中最軽量馬424キロのシルクプリマドンナが逆転しオークス馬となったことで強烈に脳裏に焼き付いた情報なのである。

以降、重量関係なしの二冠馬三冠馬も何頭か出現しているし、もちろん毎年そうであるということではないのだが、昨年のオークス馬ミッキークイーンは出走馬中3番目の軽量馬430キロだったし、今年の桜花賞馬ジュエラーは出走馬中2番目の重量馬494キロと、その当時よりサラブレッドが全体的に大型化しているはずの今も中々侮れない傾向ではないかと思う。

今年も2000年のような馬体重による?逆転があるかに注目していたので、そういう意味でもジュエラーの故障離脱は残念だが、前走体重のままであれば出走馬中3番目の軽量馬となるシンハライトの追い風となる傾向ではないかと個人的には思っている。