【マーチS予想2017】ロンドンタウン、上位を揺るがす

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26日(日)は中山競馬場で第24回マーチステークスが開催されます。過去10年の勝ち馬10頭中6頭が6番人気以下、3着内に入った30頭中だと15頭が6番人気以下となっており、2012年には三連単で約232万と高額配当が飛び出すなど、やや荒れる傾向にあるマーチS。フェブラリーSとマーチSから5月に船橋競馬場で開催されるかしわ記念(Jpn1)へと進むことが多く有力馬の参戦も多いのですが、傾向的にここは人気薄の激走にくれぐれも注意したい一戦です。

実績的にはアスカノロマン、センチュリオン、コスモカナディアンあたりが人気を集めそうですが、今回私が着目しているのはそんな人気の影に隠れて虎視眈々と一発を狙うロンドンタウンです。

ロンドンタウンは前走佐賀競馬の佐賀記念を制して重賞初勝利を達成、カネヒキリ産駒の初重賞制覇を達成しました。次は今月30日に開催される名古屋大賞典を目指していましたが、補欠の2番手で現状では出走が厳しく、マーチSへの出走が濃厚。重賞は勝ててもまだまだ賞金的に自由なレース選びができていないわけですから、何とかここで賞金を加算しておきたいといった状況です。

レース間隔が詰まっていたので、前走優勝後は一息入れてリフレッシュ。近戦は川田将雅騎手が手綱を握ることが多かったですが、今回は想定では柴山雄一騎手へと乗り替わり予定。内枠からポンと先行して2,3着に落ち着けるテクニックがうまい印象がある騎手で、前走のように番手からの競馬でも力を見せたこの馬なら心強いでしょう。

馬の方は、過去レースを見る限り最近になってかなり力をつけてきている印象があります。前走は不良馬場で、タフな中京の舞台でポテンシャルを引き出せています。タフな中山コースも合う可能性が高いですし、過去に走った中山1800mの内房ステークスでは今回上位人気が予想されるセンチュリオンを負かして優勝しております。今回上位を負かす力を持っている馬として要注意しておきたいと思います。