【毎日杯2016】関東馬に実績あり。アーバンキッドの出番か

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3月26日(土)阪神競馬場で毎日杯(GⅢ)が開催されます。皐月賞を目指す馬にとっては、ここがラストチャンス。NHKマイルカップを目指す馬にとっては、賞金加算も含めて重要な一戦となります。

注目馬はスマートオーディンでしょうか。ここを勝って皐月賞なのか、それともマイルCなのか。レース振りも含めて楽しみな一戦となりそうですが、馬券はアーバンキッド(美浦・齋藤誠厩舎)から。

キズナが衝撃的な末脚を繰り出した2013年の2着馬が、アーバンキッドと同じ齋藤誠厩舎のガイヤースヴェルト。2014年の勝ち馬は美浦・高木登厩舎所属のマイネルフロスト。そして昨年が黒岩厩舎所属のミュゼエイリアンと、とにかくこのレースは「関東馬が強い」というデータが残っています。

関東のレースならいざ知らず、なぜ関西圏のレースで関東馬が強いか。理由は様々でしょうが、一番の理由は強い関西馬が出てこないということが挙げられるでしょう。確かに3年前のキズナ、2年前の3着馬ステファノス、昨年3着馬アンビシャスなどの名前もありますが、キズナを除けば後者の2頭はまだ本格化前でしたし、現にステファノスは現在スプリンターとして活躍のエイシンブルズアイに、アンビシャスはダート馬のダノンリバティに負けています。

今年もスマートオーディンを除けば、他はそう強い馬は見当たりません。というわけで、アーリントンCでも見せ場たっぷりだったアーバンキッドに期待をしたいです。阪神コース2度目、ハーツクライ産駒なら距離延長ももちろん大歓迎。今年も関東馬に大きなチャンスが巡ってきた印象です。