【マーチS2016予想】キクノソルが走る気満々で荒れる名物ハンデ戦を激走!

ハンデ戦のマーチステークスと言えば、まず荒れる!と言われている名物ダート重賞レースで、過去10年も見てみても1番人気馬はわずか1勝、そして2着はなし、3着が2回しかないことからもやはり荒れるレースだということがわかります。

ところが今年のメンバーを見てみると、どうも人気は総武ステークスの1着から4着だったバスタータイプ、イッシンドウタイ、サンマルデューク、モズライジンとなりそうで同じ条件なだけに固く収まりそうな雰囲気も醸し出されています。しかもハンデがバスタータイプ以外(+1kg)は同斤量か減っていますのでハンデで逆転!という目もあまりなさそうです。

今回のマーチステークス。ハンデや適正では測れない穴馬候補がいるじゃないですか!それはキクノソルです。

キクノソルは前走同じ中山1800mのポルックスステークスに出走し12着と大敗に終わりました。今回のマーチステークスで人気になりそうなサンマルデュークが勝ったのですが、直線までいい感じでいたキクノソルがちょっとぶつけられた感じの後はずるずると後退し12着となりました。言ってみれば話になりませんって感じの負け方です。

でもこのキクノソルと言う馬は、過去の成績を見てみると28戦して5勝、2着3着が6回ずつと馬券圏内に60%以上の高い割合で絡んできているのですが、実は過去にも一度12着となっている実績?があるのです。それは4走前のシリウスステークスですが、この時もルメール騎手騎乗で7番人気だったのですが、先行して直線でもうずるずる後退しての12着でした。しかしその次のレースではしっかり2着に好走しているので、もしかすると単に時々やる気がなくなるのでは?と思われるのです。

そうなると厄介なところですが、逆に言えば前走の12着は度外視できるとも言えます。前走こそ12着ですが、前々走の師走ステークスでは、今回人気となりそうなサンマルデューク、モズライジンあたりと1秒以内の6着だったのですからそこまでの差はありません。やる気一つなのです。

ということで、荒れるハンデ戦マーチステークスは、やる気さえ出て来ればキクノソルが激走し荒れるレースを証明してくれる可能性が十分にあるのです。

ちなみに、調教を見る限りは最近の調教の中では一番いい坂路時計出しているようです。これは!!やる気満々!かも??