【エリザベス女王杯2015】マリアライト、新女王に輝く

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2015年11月15日に開催された「第40回エリザベス女王杯」を制したのは6番人気のマリアライト(蛯名正義)。G1初挑戦にして初勝利を収め、重賞初勝利を飾った。鞍上の蛯名正義騎手、そして久保田貴士調教師はエリザベス女王杯初制覇を果たした。

レースでは9番手を追走していたマリアライトは3~4コーナーで徐々に前へ進出していく。6番手で迎えた最期の直線を鋭い脚で駆け抜け先頭に立ち、1番人気のヌーヴォレコルトの追い込みをクビ差で抑えた。さらにハナ差の3着には4番人気のタッチングスピーチが入着した。なお、2番人気で連覇を狙ったラキシスは11着に敗れた。

優勝したマリアライトは父ディープインパクト、母クリソプレーズの4歳牝馬。4歳秋にしてキャリアはわずか13戦と浅いが、同世代のオークス馬をしのいだ鋭い脚と勝負根性はホンモノだった。レース後、新女王に輝いたマリアライトについて蛯名騎手は「これまで大きくならなかった馬だった。ずっと我慢してもらって回数も使ってきてないので、まだまだこれから良くなってくれると思う。」と更なる高みへ気を引き締めた。