【香港C2016】モーリス3馬身差V!ラストランを圧勝で飾る

11日、香港シャティン競馬場で行われた香港カップ(G1、芝2000m)に出走した、日本馬のモーリス(牡5、堀宣行厩舎)が優勝し、ラストランを圧勝で飾った。同競走は出走頭数12頭中5頭が日本馬と多く、中でもモーリスとエイシンヒカリの2頭は引退レースとなっており注目が集まっていた。

レースは、序盤に武豊騎手が手綱を握るエイシンヒカリが先手を取ってリードを広げていく展開に。R.ムーア騎手が手綱を握るモーリスは後方10番手から進めた。ステファノスとラブリーデイは3,4番手と前めで競馬、そしてクイーンズリングは中団につけた。

直線では後方のモーリスが動き、内の馬群を抜けて一気に先頭に躍り出た。そのまま後続を突き放し、2番手争いを演じるステファノス、ラブリーデイ、シークレットウェポンらを尻目にゴールした。G1はこれで6勝目となり、香港の競馬場を沸かす圧勝劇を演じた。

3馬身差の2着は香港馬のシークレットウェポン、さらに半馬身差の3着には日本馬のステファノスが入着した。