【鳴尾記念2017予想】レッドソロモンこの舞台なら穴でなく軸になりうる

馬券の頭にこそ一歩足りない物の、マイネルバイカなど大穴で波乱の演出に一役買っている今年の岩田騎手。オークスのディアドラでも2番人気の3着とアタマ差と見せ場つくり存在感も増しています。昨年の大スランプも脱し、今年は既に重賞3勝もある岩田騎手に久々に頭から狙えそうな馬の騎乗依頼がまいこんできました。今週の鳴尾記念のレッドソロモンです。

若葉S勝ち含め、芝2000mの鬼といえる馬ですが、前走で13着と大敗してしまったため印も減ってきたところですが、前走は新潟コースということで直線の長さが仇になった印象もあります。今回の舞台である阪神では4戦して1着1回、3着1回とまずまずの成績を残しています。そして今回は中3週での競馬になりますが、こちらのローテもこの馬にはぴったり。4戦2勝と勝率五割を誇っています。昨年の函館・五稜郭特別以来となる岩田騎手の騎乗ですが、このときは1番人気で3番手から押し切る貫禄の競馬で勝利しており、この馬との信頼関係もばっちりと思われます。

気になるライバルは勢いがとまらないルメール騎手のバンドワゴン、同じくキタサンブラック、コパノリッキーで春競馬を盛り上げている武豊騎手のステイインシアトル、そして久々にデムーロ騎手が騎乗するスマートレイアーあたりになりそうです。今回は前目で競馬したい馬が揃った点が不安材料ではありますが、今度は頭から穴を開けられるか要注目です。