【根岸S予想2017】久々の地方の雄ラブバレット。お父さんノボジャックの借りを返す!

1着馬にはフェブラリーステークスの優先出走権が与えられる根岸ステークス。昨年は根岸ステークスを勝ったモーニンがその勢いのままフェブラリーステークスを快勝したため、例年以上にフェブラリーステークスへの重要度が増しています。

今年は16頭が出走し、昨年末のチャンピオンズカップで4着に好走したカフジテイクを筆頭に、昨年のフェブラリーステークス4着、今年のJBCスプリントで2着とまだまだダート短距離重賞の主力を担っているベストウォーリア、同じくダート短距離重賞の常連で昨年のJBCスプリントの覇者コーリンベリー、兵庫ゴールドトロフィーの1着馬ニシケンモノノフ、3着のノボバカラ、連勝の勢いで重賞挑戦をしてきたラストダンサー、ブルミラコロ、関西の秘密兵器と呼ばれているエイシンバッケン、古豪グレープブランデーなど多くの実績・好調馬が出走してきています。

父ノボジャックのリベンジをかけたラブバレットに期待!

しかしここで狙いたいのが、久々の地方の雄ラブバレットです。ラブバレットは、地方馬で唯一中央競馬のフェブラリーステークスを制したメイセイオペラと同じ岩手競馬の出身です。そして調教師の菅原勲氏はメイセイオペラの主戦騎手でした。ぜひともラブバレットでフェブラリーステークスに出走して欲しい馬と調教師さんでもあるのですが、そのためにも今回の根岸ステークスで勝利する必要があります。

となると今回の根岸ステークスが重要となるのですが、ラブバレットのお父さんは中央出身のノボジャックです。ノボジャックは中央、地方の短距離ダート重賞を勝ちまくった馬なのですが、適距離だったはずのダート1400mの根岸ステークスに4年連続で出走し、3着2回、4着、8着という成績に終わっています。実は、お父さんも果敢に根岸ステークスにチャレンジしあと一歩に終わっているのです。ここは、お父さんノボジャックの借りを返すためにも、ここ根岸ステークスで勝利し、お父さん同様にフェブラリーステークスに出走したいに違いありません。

馬がそんなこと理解しているはずもないでしょうが、それでも競馬は血統のロマンがあります。地方競馬出身馬・人の念願をかなえるためにも、ノボジャックの血がラブバレットの根岸ステークスでの好走を後押しすることでしょう。そしてノボジャックの借りを返し、菅原勲調教師と一緒にフェブラリーステークスへの出走切符をつかんでもらいたい。ラブバレットの馬券を勝ってその夢に賭けたいと思います。