今週からは夏競馬前哨戦。G1だけが競馬の楽しみだけじゃない!

今週からは3歳限定戦の他に、3歳上500万下などの条件戦がいよいよ始まる。この時期はやはり古馬が有利。但し、3歳馬の中でも突出して強い馬もいる。古馬の陣営からしたら、なんでこんな強い馬が条件戦にいるんだ!!と対戦前から白旗ムードのレースもある。

全てのレースが古馬有利ではない。斤量面では当然3歳馬の方が恵まれている。それでも古馬の壁は厚い。条件戦といえども降級馬など既に500万円を勝っている馬が今後のクラス替えでもう1度勝った条件をつかえるので、やはりアドバンテージは古馬にある。3歳馬も骨っぽい馬はいるが、古馬と比べるとまだまだ少ない。もうじきいよいよ夏競馬が来たと感じる北海道シリーズが始まる。今年は6月18日に函館でスタートする。

混合戦は色々ハンデ差などがありそれはそれで面白い。いつもより予想にも熱が入ってくるのもこの時期。生粋の競馬好きには夏休みはない。1年中フル稼働だ。中には夏競馬の面白さを理解できないで夏休みするファンもいる。夏競馬の楽しさを1度でも体験すれば、夏競馬の虜になるのは間違いないのだが・・・。夏競馬=休みという変な方程式が出来ている。この課題はJRAの長年の課題で、徐々に夏競馬を楽しむファンも増えてきている。新馬戦もスタートし、楽しみは増えているのだが、やはりG1には敵わないと言ったところか?G1に匹敵する楽しい番組編成をJRAも考えなくてはいけない。