ヌーヴォレコルト引退、繁殖入り。今年はロードカナロアと、来年は海外で交配?繁殖馬としてはやくも大人気!

2014年のオークスの勝ち馬であるヌーヴォレコルト(牝6、斎藤誠厩舎)が現役を引退することが判明しました。同馬を管理する斎藤誠調教師は、今後は宮城の山元トレセンへ移動し、北海道の社台ファームで繁殖入りする予定であることを15日に発表しました。同馬は先週の金鯱賞に出走し10着に入着。このレースが現役最後のレースとなりました。

交配予定とされている相手として、スプリンターズSや香港スプリントを連覇するなどG1・6勝の実績を誇るロードカナロアが挙がっております。さらに来年は海外で交配させるプランも浮上しており、繁殖牝馬としてはやくも人気を集めております。

ヌーヴォレコルトは2014年のオークスで1番人気の桜花賞馬ハープスターを破りG1初制覇を達成。その後も秋華賞とエリザベス女王杯で2着に入着するなどG1の舞台で活躍。国内最後の勝利となった中山記念では、先に抜け出したロゴタイプをゴール寸前で強烈な末脚で首差交わすなど数々のライバルを相手に激戦を繰り広げてきました。

2015年は香港Cで2着、昨年はアメリカのレッドカーペットハンデキャップを優勝するなど海外での活躍も多く、海外での交配が話に出るのも頷けます。調教師の斎藤師は現役続行については相当考えたみたいですが、繁殖牝馬としてこれだけ人気があるなら今後は産駒からの大物誕生に期待もできそうですね。これから楽しみにしたいと思います。ヌーヴォレコルト号、お疲れ様でした。ヌーヴォレコルトの通算成績は[6-6-1-9]、父ハーツクライ、母オメガスピリット、母父スピニングワールドという血統。