【エリザベス女王杯2016予想】危険な人気馬1頭と狙いたい穴馬1頭

古馬、3歳馬を交えての牝馬最強決定戦となる戦エリザベス女王杯が11月13日(日)京都競馬場11Rで開催となる。15:40の出走が今から待ち遠しい限りだが、皆さん事前の予想はそろそろ固まっているだろうか?過去のレースを振り返ってみれば大荒れと言えるのは近年では2009年の第34回くらいと手堅い決着が続いている。

とは言えワンツースリーフィニッシュとはそうそうならないのが競馬の面白み。これから上げる人気上位3頭は誰が勝っても決しておかしくはないが、矛盾するようなことを言うようだが、このうち最低1頭は飛ぶことを覚悟して馬券を検討するのを配当妙味の上でも推奨する。

連覇へ向かって平坦コースは歓迎のマリアライト

昨年の勝ち馬で、ここからスターダムに押し上がったのがマリアライトだ。昨年は消耗戦を制しての勝利となったが、この馬にとって消耗戦は願ってもない展開となり、末脚勝負になることは歓迎しづらく、こうなると思ったほどの脚は使えない。理想としてはいい流れに入って、自分が最後まで長く脚を使える状況になることだ。

常に上位着順、そしてほとんど掲示板を外さないため、安定して買うことの出来る馬の1頭である。牡馬相手でも引けを取らない走りは、宝塚記念の勝利を見るとわかりやすい。あのレースも消耗戦のような雰囲気から抜け出し、後続を抑えて相手関係も非常に高レベルな宝塚記念で勝利を収めた。

基本的にコースは平坦のほうが良く、直線がある程度長くて脚を使いやすい京都コースは向いている。前走のオールカマーでは展開にやや恵まれず、差し脚の勝負になってしまった。

本番ではどのような馬場状態になっているかも注目したいところだ。渋っている馬場でもかなり強い走りができ、消耗戦は願ってもないところ。昨年に続く連覇を目指し、今年も自分の流れに持っていけるかが焦点となる。