リアルスティールとディーマジェスティ休養。有馬記念には出走せず

ジャパンカップで5着に敗れたリアルスティール(牡4、矢作芳人厩舎)は有馬記念には向かわず、来春3月に行われるドバイターフ(G1、3月25日・メイダン競馬場)の連覇に備えて休養することとなりました。同馬を管理する矢作調教師は、年明けの始動戦は中山記念(G2、2月26日・中山競馬場)あたりを予定していると発表。

有馬記念に出ればドバイ行きは間隔も厳しくなりますし、ジャパンカップでの敗戦ぶりからも有馬記念の適性については疑問点がまだ残っています。ジャパンカップではハマらなかった先行策ですが、ドバイでは本領発揮となるか。来年また期待です。

また、ジャパンカップで13着に敗れたディーマジェスティ(牡3、二ノ宮敬宇厩舎)も有馬記念へは向かわず、美浦近くのドリームファームへと放牧となりました。このまま休養に入りますが、始動戦はまだ未定となっております。

ジャパンカップでは距離も展開も噛み合わず、大敗する結果になりました。やはり高速馬場限定で距離も短めが合いそうという印象を受けましたが、春の実力には及んでおらず、来年の成長力にも期待したいところです。