【京葉S予想2017】レッドゲルニカ適条件での競馬。得意の中山で天気も味方に?

9日(日)の中山メインは京葉ステークス。オープンクラスのダート1200mだ。勝ち馬の中には'01年のサウスヴィグラス、'08年のスリープレスナイト、'13のスノードラゴンなど、後にG1ホースとなった馬もチラホラ。うち2頭はスプリンターズSでのものである。後のスプリント王者が今年の登録馬から出そうかと聞かれると正直微妙なところだが・・・この路線では注目しておきたい一戦だ。

フルゲート16頭で今年は21頭の馬が登録。メンバー的にはかなりの混戦ムードという印象だ。今回筆者が注目しているのはレッドゲルニカ。現在条件戦を連勝中で、前走のフェアウェルSでオープンに昇格。条件はこの京葉Sと全く同じ中山の1200mだ。1番人気の期待にしっかりと応えて勝利してオープン入りを果たした。中山はデビューした舞台でもあるし、成績も[2-0-2-0]と優秀で、1番競馬がしやすいコースと言っても良いだろう。

今回約4か月ぶりの休み明けとなるが、相手関係をみても、近走成績が不安定だったり、強そうな馬も同じく休み明けだったりと、抜けて条件が良い馬というのもいない。ここまでの戦い方を振り返ればここでも十分通用するだろう。

今週日曜の天気が雨の予報となっているのもこの馬にとっては吉報。近4戦は稍、不、重、稍と来ているが、その全てのレースで連は外していない。馬場は渋っても走れる馬だ。天気が味方し、他が不利となるならここはチャンス。

休み明けにも強く、余り強い負荷をかける調教をしない欧州スタイルが特徴の藤沢厩舎ならと期待もできる。当日はソウルスターリングが阪神へ行っているため藤沢師は不在だが、重賞初挑戦にして初勝利も十分に考えられるだろう。