ラジオNIKKEI賞でミュゼゴーストが2~3着争いをする条件とは?

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デビューから約1年

去年の8月にデビューしてからもうすぐ1年。今年に入ってから5戦とも全て3着位内に入っており堅実。

前走は白百合S(5/30、京都芝1800m、OP)で1着とはクビ差で差のない3着。ゴールは最後までしっかりと伸び、スピード勝負でもしっかりと対応した。一戦毎に力をつけてきている印象があり。初の重賞戦で相手が強くなるが条件次第では3着位内は入れるか。

条件は悪くない

昨年の11月から今年の7月までの約8ヶ月間はほぼ毎月走っているので使い詰めによる疲れの不安はある。しかし使う度に良くなってきているので相手なりに走れるこの馬ならついていけるか。

前走の直線では見せ場も作れた。序盤で狭い内から馬群を割って抜け出し、器用な競馬を見せた。最後は決め手の差が出ての3着というところか。福島(芝1800m)は初出走である。これまで1800mと2000mを中心に走ってきているので距離はこなせそうだ。あとは小回りな福島のコースに対応できるかがポイント。
鞍上はこれまで何度も乗ってきている主戦の柴田騎手が前走に引き続き騎乗。柴田騎手は'10年にアロマカフェでラジオNIKKEI賞を制した実績もあるので2勝目達成となるか。ミュゼゴーストの同期ミュゼスルタンにも騎乗し、NHKマイルC(3着)、ダービー(6着)とGⅠ戦線で活躍している。

重賞に初挑戦でどこまでやれるかというところが見ものだ。
多少の稍馬場なら走れる脚もある。内枠に入れば条件的には2~3着争いはできるくらい良いと感じる。