【総武S予想2017】大魔神に続けリーゼントロック

どうやらダートは戦国時代に入った。そんな印象です。GⅠレースだけではなく、地方交流含め、勝ち馬がコロコロ変わる。先週は弔い合戦の様相になりましたが、4歳馬ゴールドドリームが勝利。

素質馬でもあり期待もされてはいますが、前走のチャンピオンズCでは大きく出遅れ二桁着順だった馬。今回もそこが不安視されましたが、若干の出遅れはあったものの及第点。ゴール前の競り合いを見事制しての戴冠となりました。とは言え次も連続好走するかはわかりません。

そういう意味では上位陣どの馬にもチャンスがあるのが今年のダート戦線。そこに名乗りをあげるべく、晩成の大器がいよいよオープンに挑みます。土曜日中山メインレースの総武ステークスに出走予定のリーゼントロックです。

リーゼントといえばやはりあの男。三浦大輔元投手。先輩の大魔神・佐々木主浩さんはすでにヴィブロス、ヴィルシーナでG1を複数制覇。負けていられません。松岡騎手がベイスターズファン、ということからも親交を深めており、委託は栗東・矢作厩舎ですが、関東遠征のときはほぼ松岡騎手、という流れになっています。そして、その流れをきっちりつかんでいるのが松岡騎手。きっちり結果を出しており、ここ6戦のうち半分を騎乗し、連対率100%。当然今回も期待したいところです。

伊藤工騎手に手綱がまわる人気馬センチュリオンが後ろから競馬するだけに、有力な敵は前にはいないはず。楽に2, 3番手追走から抜け出して、あとは後ろから何も来ないことを祈る。そんな競馬になるのではないでしょうか。

勝ち馬に大成した馬は過去5年いませんが、3着にはサンビスタの名があるレース。だから3着で、とは言わず、ぜひ勝って今年の後半にはGⅠで会えるよう結果がほしいところです。