天気予報にご用心?冬の競馬場の朝の温度に騙されないための豆知識

競馬場に朝早く始発電車で行くコアなファンが求めるものは指定席である。現在はJRAカードで発売され予約が出来るが、それでもコアなファンはそんなカードには一切頼らず、寒い冬だろうが朝早く競馬場に足を運ぶ。ここでチェックしなければいけないのがその日の朝の最低気温だ。東京競馬場の場合は、東京の多摩南部にあたる府中市にある。東京都心が最低気温0度予想なら、東京競馬場はマイナス3度から4度。とても寒いのである。防寒対策はしっかりしないといけない。

中山競馬場は、千葉県船橋市にある。千葉の最低気温が0度なら、中山競馬場もマイナス2度から3度。こちらも寒い。競馬場の温度がなんで正確にわかるかと言うと、アメダスの観測地点に府中と船橋はあるので、朝の冷え込んだ日にアメダスをチェックすれば温度は直ぐにわかる。なんかやたら寒いなあ・・・。そんな風に思った人も多いはず。競馬場の冬の朝は寒い。体調を崩さず競馬を楽しみたい所だ。

関西の競馬場は、京都競馬場は京都気温そのままでいい。京都競馬場のアメダスポイントは京都にあるので誤差がほとんどない。マイナス1度ならマイナス1度と思っていけばいい。マイナス1度でも相当寒いので防寒対策が重要。競馬をする前に体調を崩してしまっては本末転倒である。

阪神競馬場も気温はそのままで大丈夫。一番近いアメダスポイントは神戸。そんなに差はない。東京・中山・京都・阪神の中で一番気温の高い競馬場が阪神競馬場。そうは言っても冬の朝は寒い。またどの競馬場も冬の晴れた日は、メインレースの始まるころには気温が下がり始めるので、暖かい指定席から家路につくときも油断は出来ない。皆さんも1度、アメダスで、どれだけ気温が違うかを見てみると良い。これからは、気温が上がる春なので、そんなに強烈に冷え込む日はそんなに多くない。ただこの様な豆知識は知っておいて損はない。競馬場の中は暖かいので、駅から競馬場までの道のりの防寒対策は完璧に!!