【海外競馬】ドバイで武豊、なんと3頭に早くも騎乗確定

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G1に手が届きそうで届かないおてんば牝馬・ベルカント。武豊騎手とのコンビで、ドバイのアルクォーツスプリントに参戦は昨年暮れから既に表明されていましたが、さらに2頭、武豊騎手にオファーが来ました。久々にこのタッグでG1制覇が見られるかもしれません。

まずは日本ダービー馬・ワンアンドオンリー。ドバイシーマクラシックに今年も参戦を予定しており、昨年と違い今年は日本人騎手で挑むことになりました。昨年はバテない強みで見せ場を作ってくれました。その後の戦績は冴えませんが、海外で一発があるハーツクライ産駒。メンバー次第では面白いのではないでしょうか。

そして、何より魅力的、かつ興味がある参戦が、ラニ。昨年は日本馬3頭がはねかえされたUABダービーに参戦予定。全日本2歳優駿は除外になりましたが、結果オーライになるか。強い馬が毎年現れてしまうレースですが、今回は北米で結果を出しているタピット産駒での参戦。昨年以上の期待が高まります。

そして何よりUAEダービーでもし3着以内に入ったとすると、さらに夢が続きます。ポイント次第になりますが、ケンタッキーダービーへの出走もありえます。武豊騎手とケンタッキーダービーといえば95年のスキーキャプテン。リベンジなるかも含め注目をしたいところ。母ヘヴンリーロマンスからは、1800mの距離はまったく問題はないはずですし、むしろマイルより長めのほうが結果を出してきた血統です。3頭の中でいちばん面白いのはラニかなと思いますが、前田オーナーの心意気を感じる騎乗依頼でした。