【ゴールドジュニア予想】笠松の生え抜きハイジャが意地を見せるか?

1月28日、笠松競馬場で3歳重賞の「ゴールドジュニア」が開催される。同競走の勝馬にはスプリングS、若葉S、弥生賞といった皐月賞トライアルへの出走権が付与される。大舞台への出走権をめぐるトライアルレースのためのトライアルレースといった具合に道のりは長いが、夢の大舞台を目指して進める馬もいるだろう。しかし過去に6頭の馬がトライアルレースに挑戦しているが、これまで1頭も皐月賞への出走権を獲得した馬はいない。

それでもこのゴールドジュニアというレースは過去に伝説の名馬・オグリキャップや、東海競馬の名牝・マックスフリート、交流重賞5勝を挙げたラブミーチャンといった錚々たる顔ぶれを輩出している。今年はそこまでのビッグネーム不在だが、ここを皮切りに交流重賞へ…!という馬はいる。

笠松勢苦戦、今年は地元の意地を見せれるか?

まずは井上孝彦厩舎所属のハイジャ。地元笠松の生え抜きで、連対を外したのは3走前のゴールドウィング賞のみ。当時は初の遠征競馬で距離も初めて。情状酌量の余地ありで、今回地元で開催されるゴールドジュニアは負けられないところだろう。ビッシリ乗り込んで体調面も絶好。同じ笠松所属だとメモリーミリオン、リックカグラも展開一つの力量馬として注目したい。昨年は名古屋所属のジュエルクイーン、一昨年は園田所属のトーコーガイアが同競走を優勝しており、近年は地元勢が圧される形となっているが、今年はその流れを断ち切ることができそうだ。

他地区所属馬なら、園田から参戦のメジャースピリット。門別で強敵相手に揉まれたことを思えば、園田移籍後の活躍も当然と言えば当然か。当たり年のダイワメジャー産駒、乗り替わりだけがどう出るかだろう。持ち味のスピードを生かせる絶好枠、笠松の名手東川騎手を配してきたブライトエンプレスも侮れない存在。

内枠2頭はほぼ出走するだけ、実質的には8頭立てで健闘したいと思う。枠順は以下の通りである。

【第40回 ゴールドジュニア(SP3)】笠松競馬場・ダート1600m
1-1 ハッピーガール(筒井勇介)
2-2 ロンリーウーマン(大原浩二)
3-3 ブライトエンプレス(東川公則)
4-4 エイシンシンタ(大山真吾)
5-5 ココモ(池田敏樹)
6-6 シュシュ(栗原大河)
7-7 メジャースピリット(小谷周平)
7-8 メモリーミリオン(向山牧)
8-9 リックカグラ(吉井友彦)
8-10 ハイジャ(佐藤友則)