【中山記念2016予想】"密かに"注目したいオイシイ馬

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28日の中山記念は昨年クラシックでの活躍が目覚ましかったドゥラメンテにリアルスティール、さらにイスラボニータ、ロゴタイプとG1馬が勢揃い。さらには重賞ホルダーのアンビシャスやフルーキーと豪華メンバーが集結し、ハイレベルな一戦となりそうだ。

さて、実績だけ見れば皆豪華な顔ぶれではあるが、ドゥラメンテは約9ヶ月ぶりのレースで骨折明け、ライバルのリアルスティールは鞍上の福永ジョッキーが昨年の落馬による骨折から明けたばかり、中山ではパワー不足が懸念されるイスラボニータに、3年近く勝ち星から遠のいているロゴタイプといったように、実績ある名馬たちにも不安要素がチラホラ見え隠れしている。不安要素が全く無い馬というのも中々いないが、人気どころは目標が先でまだまだ本調子ではない可能性が高く、格で見劣る馬が台頭する可能性も十分にある。

距離短縮、好調持続、安定感バツグンのフルーキーに期待!

そんな中で注目したいのが今年すでに一戦使っているフルーキーだ。1月の中山金杯では3着に入着しており、11戦連続で掲示板内を達成。なんとも馬主孝行な馬である。今回も上位人気の不安要素を考慮すると馬券に絡む確率は高いのではないだろうか。前走は道中無理せず脚をため、直線で追い込んだが届かずに3着に敗れている。2000mの距離はやや長かったかなという印象であったが、今回はきちんと距離を短縮して1800mの中山記念を選んできた。前走よりも良いパフォーマンスを発揮できるのではないだろうか。

近2戦はM.デムーロ騎手が手綱を握っていたが、今回は戸崎圭太騎手へと乗り替わり。初のコンビで未知な部分もあるが、1番人気だった前走から打って変わってマークが手薄となる今回は、そこまでプレッシャーを感じずに乗ることができるのではないだろうか。オッズ的にも妙味のあるフルーキーは、密かに注目しておきたい一頭だ。