競馬のトップ100・G1レース発表。日本はジャパンカップの7位が最高

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世界中の競馬管轄区において質の高い規制と最良の実施を推進することが最大の任務とされているIFHA(国際競馬統括機関連盟)が「世界のトップ100・G1レース」を発表した。世界のG1は一体どういうレースが高く評価されるのか?日本のG1レースは国際的にどう評価されているのか?これは多くのファンが気になるところではないだろうか。

レースは2013~2015年のレースレーティングをもとに選出されており、実際にレースに出走した上位4頭のレーティングが見られる。規模の大きな有名なレースでもレース内容が評価されなければ評価はされないということになる。昨年は英の「インターナショナルステークス」というレースが1位に選ばれたのだが、馬なりのまま外ラチを走って後続を千切り捨てたフランケルという馬の爆発的な勝ち方と2~4着に入着した馬の走りも評価されたため高いレーティングをマークした。

今年の1位に輝いたG1レースは仏の「凱旋門賞」だ。昨年では2位だったレースだが今年は1位に返り咲いた。2位は米のアメリカンファラオのラストランでもあったアメリカの「ブリーダーズカップクラシック」。3位に昨年の1位であった英の「インターナショナルステークス」がランクインした。

日本はジャパンカップの7位が最高

日本のG1レースでは「ジャパンカップ」の7位が最高で、その他10競争がランクインした。ジャパンカップは昨年はショウナンパンドラが脅威の末脚を披露し2年ぶりの牝馬優勝を果たし、一昨年の2014年は当時レーティング世界1位のジャスタウェイを4馬身差もつけて圧勝したエピファネイアなどが印象に残る。ランクインした10競争は以下の通り。

  • 7位 ジャパンカップ
  • 11位 有馬記念
  • 30位 宝塚記念
  • 37位 天皇賞・秋
  • 41位 安田記念
  • 42位 天皇賞・春
  • 63位 東京優駿(日本ダービー)
  • 81位 皐月賞
  • 90位 マイルチャンピオンシップ
  • 93位 スプリンターズステークス