ドルニヤ電撃引退の真実

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今年の凱旋門賞は、日本馬は出走叶いませんでしたが豪華メンバーで行われました。牝馬は斤量が軽いということもあり、3歳牡馬か牝馬が有利といわれている同レースも、ロンシャン競馬場改修のため、今後はこれまでとは違ったコースでの開催になってしまいます。そういう意味では、最後のロンシャンといえた今年の凱旋門賞。ドゥラメンテならやれたのではないかと思ってしまうとやはり出てほしかったですね。

今年はトレヴの3連覇目標が取り沙汰されることが多かったですが残念ながら達成ならず、勝ったのは3歳牡馬のゴールデンホーン。横綱相撲といえる押しきりでしたが、その後方では今年のドバイSCの勝ち馬ドルニヤに悲劇が起きていました。

母のダラタマは欧州年度代表馬になっているダラカニの半妹、という筋の通った血統にして結果は13着と、この馬の能力では考えにくい着順だったのですが、前脚の骨折及び屈腱不全断裂を競走中に発症していたことが判明しました。まだ4歳、来年も現役でバリバリやれるだけのパフォーマンスを今年見せていただけに騎乗していたスミヨン騎手も落胆を隠せなかったとのこと。

不幸中の幸いといえるのは命はとりとめたこと。この血統なので正直日本でディープインパクトをはじめサンデー系種牡馬がいくらでもつけられるだけに、ある意味垂涎の的ともいえます。とはいえ、狙っているのは当然日本だけではなく、欧州のアガカーンスタッドでの繁殖入りが決まりました。

日本の牝馬でいえば古くはドバイで亡くなってしまったホクトベガなど悲しい事故もこれまでありました。無事是名馬といいますが現役で走り切るだけでなく、引退後も健康でいることが競走馬として非常に大事なことだと改めて感じました。