ウリウリ現役引退、繁殖牝馬に

2014年の京都牝馬S(G3)、2015年のCBC賞(G3)を優勝したウリウリ(牝7、藤原英昭厩舎)が、2月23日付けでJRAの競走馬登録を抹消し、現役を引退したことがJRAより発表された。今後は北海道勇払郡安平町のノーザンファームで繁殖馬となる予定となっている。

ウリウリはデビュー当初はマイル路線を進んでいたが、もともとスピードには定評があった馬で、スプリント路線に転向していきなりCBC賞を制して注目を集めた快速牝馬。その後のセントウルSでもハナ差の2着に入着するなどして短距離重賞で活躍してみせた。

今月18日、今年で4度目となる京都牝馬Sに出走して12着に入着。このレースがラストランとなった。弟には2016年のダービーを優勝したマカヒキがおり、繁殖馬としての期待も高まる。今後はお母さんとして元気な仔を産んでほしい。ウリウリ号、お疲れ様でした。

ウリウリの通算成績は[6-4-2-19]、父ディープインパクト、母ウィキウィキ、母父フレンチデピュティという血統。