【桜花賞2017予想】馬場が渋った時に注意したい重馬場巧者

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桜も満開シーズンでお花見を楽しむ人々で各地は賑わっているが、週末はあいにくの雨で微妙なお天気。お花見を予定している人も多くいそうだが、くれぐれも体調には気をつけて楽しいお花見を過ごしてください。

さて、日曜は桜の木に囲まれターフを走る競走「桜花賞」が阪神競馬場で開催されるわけだが、阪神競馬場がある兵庫南部地方もあいにくの雨模様。キレ味を武器にしている馬たちは持ち味が発揮できない可能性がありそうだ。

ソウルスターリングに次ぐ人気のアドマイヤミヤビや、フィリーズレビューの勝ち馬カラクレナイあたりはとくに良馬場でこそキレ味が発揮しそうなタイプなだけに注意が必要。有力どころとの力関係が未知なカラクレナイは魅力だが、今回は様子を見て良馬場で走れるレースまで待つのも良いかもしれない。

馬場が渋った時におさえておきたい馬”2頭”!

キャリアが少なく道悪を経験している馬自体が少ないが、そんな中でもゴールドケープはなかなかの重馬場巧者と見る。3走前の白菊賞(500万下)では雨が降る重馬場を4番手で追走して直線抜け出し、最後は手綱を緩める快勝っぷりだった。ファンタジーS5着、阪神JF6着、フィリーズレビュー3着と重賞では今ひとつという感じだが、天候が味方してくれれば良い勝負をするのではないだろうか。さすがにソウルスターリングを負かすほどでは無いと思うが、ヒモでおさえる程度の評価はしておきたい。

その他だと、陣営が「雨は歓迎」とコメントしたライジングリーズンも狙い目。2番と内目に入ったので、内でジッとして最後に皆が馬場の良い外へ出していくところを内から抜けるなんて競馬で馬券圏内に入ってくればかなりカッコイイ。鞍上の丸田騎手は人気薄を持ってくるイメージもあるし、複勝狙いで買ってみるのもよい。

まあ正直なところ、ある程度馬場が荒れてもソウルスターリングを脅かすまでの馬が浮上してくるわけでもなさそうだ。個人的には重馬場は歓迎せずとも不安なしといった感じで、勝った後のダメージが心配になるくらい程度。想定外のアクシデントでもない限りは馬券を外さないだろうし、勝つ可能性は高い。ただ、馬場の状態で2,3着の馬はガラリと変わる可能性はありそうなので、相手に関しては午前中のレースを見ながら馬場の状態をしっかりと見極めてから決めたいところだ。