海外の競馬業界にとって、「日本の競馬」の魅力とは何か?

昨年2016年は、凱旋門賞、メルボルンC、ブリーダーズカップ、香港国際競走、ドバイWCと、多くの海外競馬に挑戦した日本の競馬業界。海外馬券や競走番組改革など、多くの新たな試みに挑戦してきた1年であった。インターネット投票のみだが海外馬券も発売が開始されたことで、国内でも海外の主要レースが注目されるようになってきた。

この試みが2017年にどう活きてくるのだろうか?今年はまだ始まったばかりだが、海外進出に関するニュースをもとに考察していきたい。

次々に海外へ!世界へ羽ばたく日本の競走馬たち

今年も積極的に海外へ挑戦する姿勢が見受けられる。つい先程も、ケンタッキーダービーを含むアメリカクラシック三冠競走に9頭の日本馬が登録したことが発表されたばかり。

昨年アメリカ三冠のベルモントSで馬券に絡んだラニは、今年はトバイワールドカップ(3月25日、UAEメイダン競馬場、G1、ダ2000m)挑戦へ向けて、前哨戦であるマクトゥームチャレンジラウンド3(3月4日、UAEメイダン競馬場、G1、ダ2000m)にR.ムーア騎手で挑むことが決定している。

昨年の有馬記念で4着に入ったヤマカツエースは、オーストラリアで行われるクイーンエリザベスS(4月8日、ロイヤルランドウィック競馬場、芝2000m)に登録する予定であることが同馬を管理する池添兼雄調教師より発表されている。今年からG1に昇格された国内の大阪杯と両睨みになるが、状況次第では出走することになる。

先週はマカオのタイパ競馬場で施行されたマカオ国際男女混合ジョッキーズチャレンジ(1月21日、タイパ競馬場)に、武豊騎手と藤田菜七子騎手がJRA代表として参加したばかり。武豊騎手は現地のメディアでも伝説と紹介されるほど人気の世界的ジョッキーだ。

このように最近は日本の競馬業界の海外進出が目立っている。そして海外側もそれを快く受け入れてくれているように思える。