【北九州記念】"美女"が多い地は"牝馬"が強い

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8/23は小倉でサマースプリントシリーズ第4弾となる「第50回北九州記念(G3)」が開催される。

秋田や京都と並び、日本三大美人県とも言われる福岡県で開催されるわけだが、やはり美女が多い県での開催だけあって、このレースは"牝馬"が強い。昨年の北九州記念ではなんと1着から8着までで牝馬が7頭も入着するという結果であった。

牝馬は夏に強いとはよく聞くが、今夏もそれを証明するかのように牝馬の活躍が目立つ。7月に行われたCBC賞(G3)ではウリウリ(牝5)が優勝し、今月2日に行われたアイビスSD(G3)ではベルカント(牝5)が強豪牡馬を蹴散らし見事に直線番長に輝いた。サマーシリーズがやっと半分過ぎたというところですでに2頭もの牝馬が優勝しているのだ。さらに今月9日に小倉で開催された小倉記念(G3)では、ウインプリメーラ(牝5)が3着に粘り込み、またもや福岡の地で牝馬が健闘した。

今年の北九州記念も牝馬が絡んできそうな気配はプンプンする。

今年は6頭の牝馬が出走する予定だ。中でもアイビスSDで優勝したベルカント(牝5)には注目が集まる。1000mという舞台で牡馬に負けない圧倒的なスピードを見せつけたベルカントは、1200mが舞台となる同レースでも期待は大きいだろう。

さらに、ウリウリが勝ったCBC賞で4着に入着したベルルミエール(牝4)も巻き返しが期待される。スタートで出遅れる癖が多少あるがこの馬も強い。今年は阪神牝馬S(G2)で2着に入着し、昨年はニュージーランドT(G2)で3着に健闘している。G2の重賞戦でも十分に活躍できる実力を持っている馬だ。ベルカントの勝利に続いて初の重賞制覇を果たしたいところだろう。

あとは前走OP特別のバーデンバーデンC(OP)を勝ったバーバラ(牝6)も勢いを増してきている。北九州記念は一昨年と昨年も出走しており、一昨年は3着に健闘している。昨年は5着と順位を落としたが、前走は直線で3頭を交わした強い勝ち方で勝利し同レースへ臨む。今年は調子も状態も例年より良さそうだ。

まるで女性が強い今の社会を表しているように今夏は牝馬の活躍が目覚ましい。今週の札幌記念は牝馬を中心に馬券を組んでみてもいいかもしれないぞ。