【京都記念2018予想】週末は雨予報!馬場悪化で狙いたい馬3頭とは?

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11日(日)の京都メインはG2の「京都記念」です。最近雪の影響を懸念しながら予想することが多いですが、今週末は雨予報となっており、なかなか良馬場前提の予想ができない状況が続いております。ということで、今回も馬場が渋った場合に好走しそうな馬をチェックしておきたいと思います。

クリンチャー(牡4)

稍重以上の成績は「0-1-0-1」と数字だけ見るとそこまでですが、史上最悪レベルの極悪馬場となった菊花賞では、勝ち馬のキセキよりも最後方から4コーナーで先頭集団まで進出し、2着に健闘。ここへきて重馬場適性の高さを示してきました。決まった条件下でなければ能力は発揮できないのか?それとも一線級と渡り合える能力があるのか?前走の走りをフロック視する人もいるかもしれませんが、いずれにせよ、今週末もこの馬向きの馬場となるなら注意しておきたい一頭です。

ディアドラ(牝4)

稍重以上の成績は「2-1-1-1」。雨で重馬場の秋華賞を勝ち、悲願のG1タイトルを獲得したディアドラ。タフな馬場の中でペースも厳しくなった秋華賞でしたが、パワーとスピードが問われる競馬はこの馬向きだったと言えるでしょう。中山や洋芝をこなす馬を多く輩出しているハービンジャー産駒ということで、タフな馬場に強い血統的な裏付けもあります。前走のエリザベス女王杯では出負けして終始後方で見せ場なく17着と惨敗でしたが、ドスローで展開が向かなかったことを考えれば致し方ない面も。まだ見限れない一頭です。

クロコスミア(牝5)

稍重以上の成績は「2-1-1-2」。スタミナも豊富な先行するステイゴールド産駒のクロコスミア。血統的な背景はもちろん、札幌や函館でも好走していることからパワーのいる馬場は歓迎の口でしょう。ペースをコントロールできる馬で、前走のエリザベス女王杯では番手からスローに落として自身の得意な競馬に持ち込み2着に健闘。今回は54kgと斤量面でも恩恵を受けておりますし、枠順によっては要注意しなくてはならない一頭です。

以上、馬場が重くなった際に好走しそうな3頭の馬でした。