【嵯峨野ステークス予想2024】条件戦から立て直し図る3歳牝馬2頭に注目
今週日曜京都10レースに組まれているのは、芝1800mで行われる3歳以上3勝クラスの嵯峨野ステークスです。
注目となるのは、2歳時には牝馬ながら朝日杯FSに参戦し3着と善戦し、今年の忘れな草賞を勝利しているキズナ産駒の3歳牝馬タガノエルピーダです。
桜花賞こそ参戦がなかったもののオークス16着、秋華賞7着と、G1の壁は感じた1年になっていますが、チューリップ賞、ローズステークスでともに4着と、重賞戦線で十分活躍が期待できる1頭で、今回は西村騎手との新コンビで挑む予定となっています。
ライバルとなりそうなのは、同じく3歳牝馬でエルフィンステークスを勝利したキズナ産駒のライトバックです。今年の桜花賞3着、オークス3着とクラシックではタガノエルピーダを上回っており、主戦を務めていた坂井騎手から今回は団野騎手に乗り替わりで参戦を予定しています。
タガノエルピーダにも騎乗経験がある団野騎手が起用されていることもあり、テン乗りとなる西村騎手にとっては難敵といえるかもしれません。
前走でG1を使っていた馬が2頭参戦することもあり、人気の盲点となりそうなのがモーリス産駒の6歳牡馬セブンサミットです。母にシンハライトを持つ良血で、出世に時間はかかったものの前走は逃げ切りで2勝クラスを卒業しています。
京都芝コースは2戦していずれも3着と勝ち切れていないものの、2か月半の休み明けは2勝と相性がよい間隔で、58kgの斤量は他と比べて厳しいところですが、人気が落ちるようなら積極的に狙ってみたい血統背景の持ち主ですね。