【ターコイズS予想2024】アルジーヌは危険な人気馬か?
秋初戦の前走、京都の芝1800mで行われたカシオペアSを快勝して駒を進めてきたアルジーヌ。前半5F58秒1、後半4Fが46秒7とペースが流れた中、早めに抜け出してラスト2Fを11.5-11.9でまとめる強い競馬で勝ち切った。
夏の最後の一戦となった牝馬限定のG3・クイーンSでは3着に好走しており、夏からメキメキと力を付けてきた1頭だ。そのクイーンSは3番手の好位追走から完璧に立ち回り、直線も内目で踏ん張っての3着という内容。1・2着馬が負担重量の軽い3歳馬で、この相手に接戦の3着なら悲観する必要はないだろう。
今回は初の中山コースとなるが、小回りの小倉1800mの3勝クラスを捲って勝ち切っており、中山は合いそうだ。ただ、小倉・京都・札幌と平坦コースで結果を出してきているので、中山の急坂に苦戦する可能性も十分。また、斤量もトップハンデの55.5kgと背負わされており、決して楽な条件ではない。さらに距離も結果を出してきた1800mから1600mへと短縮されるため、距離短縮をマイナスと評価するファンも少なくなさそうだ。
これまでのキャリアから、1800mの直線平坦が条件的にはベストという印象。機動力とスピードは上位も、今回の条件はマッチしているとは言い難いところがあり、人気を集めることが予想されるここは危険な人気馬という見方をすることもできそうだ。