【中山牝馬S予想2021】穴馬として警戒したい二桁着順続きから一変のアブレイズ

今週土曜中山のメインレースは、牝馬限定のハンデ重賞・中山牝馬Sが開催です。

フルゲート16頭に登録19頭と、人気のレースとなりましたが、昨年は3番人気のフェアリーポルカが勝利し、2着に13番人気のリュヌルージュが入る波乱となっただけに、今年も穴馬の台頭には警戒しておきたいところです。

昨年の覇者フェアリーポルカは主戦の和田騎手で今年も参戦しますが、2着馬のリュヌルージュは除外対象となってしまいました。過去10年のデータでは2011年、2012年のレディアルバローザのみ連覇を果たしており、久々の連覇となるかに期待が掛かります。

また、ここ2年の傾向にはなりますが、前走4着馬の成績がよく、一昨年の勝ち馬フロンテアクイーンはターコイズS4着、2着のウラヌスチャームは愛知杯4着から、昨年の勝ち馬フェアリーポルカも愛知杯4着からの参戦で結果を残しています。

そういった意味で今年の登録馬で警戒しておきたいのは、アブレイズ、シーズンズギフト、ホウオウピースフル、ロザムールの4頭になりますが、中山コース適性を重視して、アブレイズに今回は注目してみました。

昨年は新馬戦、フラワーカップと連勝し、オークスに参戦したものの先行してバテて17着大敗、秋初戦となったローズSでも同じく先行はできたもののズルズル下がり12着大敗を喫しています。

その後は秋華賞に参戦したものの、先行策が取れず後方からの競馬で3コーナーで不利を受けてしまい11着と敗れており、3戦連続二桁着順敗退が続いた中で、前走の愛知杯では再び後方待機となったものの末脚を長く伸ばして4着に食い込んでいます。

新境地を見出せたのは強みともいえ、また今回はフラワーカップ勝利の舞台でもあった中山芝1800mに久々に参戦となり、そこまで人気が上がらない今回は久しぶりに馬券圏内に食い込む可能性もある1頭ではないでしょうか。